弁護士事務所のコピー機選び
日々書類を作成する弁護士事務所において、コピー機は必須の事務用品だと言えます。
しかし、開業を考えている弁護士からすると、弁護士事務所設立の費用を押さえたいので、毎月ランニングコストが発生するコピー機選びには頭を悩ませることだと思います。
弁護士事務所は得意とする分野によりコピー枚数が変わってきますが、多重債務者の債務整理などでは100枚単位でコピーが必要になることもあり、コピー機が必須と言えます。
ですが、弁護士事務所を始めたばかりだったり、コピーの頻度がそこまで高くない場合には、大型のコピー機の導入をためらわれるのではないかと思います。
SOHO向けのコピー・プリンター・FAXの機能が1つにまとまった小型複合機も、事務機器会社各社からリリースされているため、購入もしくはリースでまずは小型複合機からされる弁護士事務所も多いです。
しかし、受注案件が増えてきたり、事務員の増員などから、今まで使っていたコピー機が使いづらいといったことから、大型機の導入を考えた際に、「今まで使っていたコピー機の処分はどうしよう?」「弁護士事務所のスペース的に大型のコピー機の導入が難しい」といった問題が発生することがあります。
そのため、開業当初から大型のコピー機を導入して、当初からそう言ったリスクを避ける方もいます。
コピー機によってリースの形態は様々ですが、大型のコピー機でも月1万円の基本料金に利用枚数を上乗せする形のリース形式でスタートして、経営が軌道乗ってきてコピー枚数が増えてから、更新時に固定費用契約にすると言った方法をとる弁護士事務所もあります。
リース会社も様々なリース形態を想定していますので、数社にこちらの要望を伝えて無料見積もりを取ってもいいかもしれませんね。
なかには、「複合機だとコピー以外にプリントもカウンターされて経費が掛かるから、プリンターは別に導入している」というところもあり、コピーリース料を節約されている賢い弁護士事務所もあったりします。