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弁護士事務所は日々研究中?

法律事務所システムThemisブログをご覧いただきありがとうございます。
開発担当の田原です。

法学部に入学したての時に、一番大きな出費に書籍費があります。

六法全書を筆頭にして各種法律書や資料書籍、講義の推奨書籍など、大学によってはこれらの書籍を新品でそろえると10万円を超えるところもあるそうで、いかに法学部の文書量が多いかうかがえます。

弁護士になり弁護士事務所に勤務しても、法律関連の書籍が必要になるのは変わりありません。

法改正をしたので新訂版が必要になったり、新しい法律が制定されたのでその法律書であったり、はたまた最新の判例が掲載された本であったりと、毎年のようにどころか毎月のように関連書籍を購入している弁護士事務所も少なくないでしょう。

また、法律関係のセミナーや講習会に参加して、積極的に情報を得ている法律事務所もあり、こういった研究費と呼ばれる経費が結構なウェイトを占めていることもあります。

研究費と言うと、「何か実験したり、製作したりするときの費用」と、素人は考えてしまいますが、弁護士事務所における研究費の範囲は「研修会費・本代・旅費・その他研究費」なので、どちらかと言うと勉強代や学費といった感じに近いと思います。

法律関係の専門書籍であれば1万円を超えることも珍しくなく、またセミナーなどは回避が5万円なんてこともざらなので、研究費として経費処理できなければ大きな負担になるのは明らかです。

そのため、弁護士を筆頭にして医師や研究者などの、新しい専門的な技術や知識が必要となる職業に対しては研究費が認められています。

「そうなんだよな。年間の本代だけでも10万円くらいかかってる。」と言う場合には、新刊でも少しだけ安く買える方法があります。

1つはネット販売などでカードで支払って、カード会社からのポイントで還元してもらう方法です。

もうひとつは、図書カードを金券ショップなどで割引で購入して、図書カードの使える書店で書籍を購入(取り寄せ)してもらう方法ですが、この場合金券ショップと書籍の領収書の両方が必要で、帳簿処理もしなければいけません。

でも、2~4%引きで図書カードは販売されていることが多く、10万円ならば2~4,000円のお得になります。